着付けを学ぶなら教室へ
このサイトでは、和装や和のマナーについて学ぶことができる着付け教室についてご紹介していきます。
世間ではあまり知られていない着物着付け教室ですが、取得できる資格やその難易度、受講までの流れ、教室に通うメリット、設定されているコースの内容、受講料金の相場などあらゆる角度からその実態に迫っていきます。
着物文化の良さが改めて見直されている今だからこそ、着付け教室に関するさまざまな情報を知り、興味を持っていただけたら幸いです。
着物着付け教室で取得できる資格の難易度
ほとんどの着物着付け教室は、着付けに関する知識や技術を習得した証として資格をとることが可能です。
着物の着付けに関する資格は数多くあり、着物着付け教室ごとに取得できる種類は違います。
難易度も初心者向けのものから、自分で着付け教室を開業できる程のプロ級のものまで多種多様で、取得までに掛かる時間も数ヶ月から数年までと幅があります。
難易度が高ければ高いほどお金や時間もかかるので、自分の実力や将来の展望に合わせて目標を決めるようにしましょう。
多くの場合、教室ごとに予め設定された難易度別のカリキュラムをこなすことで、自動的に受験資格を得ることができます。
その後、指定試験機関での受験や実技試験などに合格することで正式な証書が交付され、着付け師としての道が開けます。
着物着付け教室で取得することが出来る資格とは?履歴書に書ける?
着物着付け教室で取得することが出来るのは、着付け講師や着付け技能士などです。
着付け講師は1級から3級まであり、級の数字が小さくなるほど難易度がアップします。
3級は一定のカリキュラムを着物着付け教室で終えて、実技試験と筆記試験をクリアすると合格です。
普段着の着付けやフォーマルの着付け、人にも着付けをすることも可能です。
趣味として着付けを楽しみたい人向けで、初心者がまず目指す資格になります。
2級は3級よりも高度な技術を学び、留め袖や振り袖のひもの使い方、帯の結び方などを習得します。
初心者の人よりもより詳しく着物について学びたい、複雑な技術も習得したい人にぴったりです。
さらに1級は生徒に教えることが出来るレベルで、様々な着付けの方法や花嫁衣装の着付けなども担当するのです。
自分の教室を開きたい、独立したい人などが目指します。
着付け技能士は国家資格でもあり、履歴書に積極的に記入することが出来る資格になります。
社団法人全日本着付け技能センターが主催する講座を受講して、学科や実技試験に合格することで取得することが出来る仕組みです。
1級を取得するためには5年の実務経験や、3年間の学校に通う必要があります。